私がDJI mini 4Kを手放した理由
私のドローン遍歴は、DJI mini2 SEで初めてドローンと出会い、一度Telloにダウングレードした後、再度マイナーチェンジ版のmini 4kを買い戻しました。(mini2 SEは廃盤)
基本的はminiシリーズの機体を行き来していた訳ですが、この度ついにそのループから抜け出し、まさかのMavic Air(初代)に乗り換えを行いました。
mini2 SE & 4Kは優等生
まず、軽いのでプロペラの音が静かです。
Mavic Airは公共の場所で飛ばすと周辺住民に間違いなく「工事か?」と思われるはずです。張り紙をして事前周知したほうが良いレベル。
対してmini2 SE、mini4kは流石にTelloに比べれば多少の音はしますが、上空に上がってしまえばまず無音です。

また、miniシリーズはバッテリー持ちも十分です。MavicAirより少し長く飛べる印象で、だいたい25分くらいは浮かんでいられます。
コントローラのエルゴノミクスも素晴らしく、所有感があります。
しかし、MavicAirに付属していた旧型も、巷でYoutuberが酷評するほど使いにくいとは感じませんでした。

おもちゃ売り場の安物を想像していたので、予想を上回る高級感に肩透かしを食らった感じです。
ビルドクオリティにバラつきがある
最初にmini2 SE の整備品を買った当初は、3万円という価格の割に質感の高いボディ、コントローラの革張りに歓喜しました。
しかし2機目のmini 4kを整備品で買い戻したときから、陰りが見え始めました。
まず、パッケージが汚れていました。謎の中国語ステッカーが貼られていたり、内部に毛やゴミが混入していたのです。
一応本体はシールで保護されていましたが、最初のmini2 SE(これも整備品)と比べても、明らかに中古品っぽさが漂っていました。

DJIの整備品には品質にバラつきがある。それをこの時初めて知ったのです。
また、送信機のアンテナが滑らかに動かない・操作スティックが柔らかすぎる・本体アームの動きが渋い、などと不満出まくりの個体でした。
そして極めつけは、機体内部の製品ステッカーには、mini2 SEと印字されていたのです。
一方で替えのプロペラはなぜかmini3用が入っていて取り寄せにも難儀し、中国製品はうまくいかなかったときのリカバリーが大変だということが身に染みました。
DJI SDKには非対応
DJIの高級機はこれに対応していることで、全自動飛行が可能になります。
miniシリーズも2までは対応済みだったのですが、SE以降は上位機との差別化のためか、一切のSDKに非対応となってしまいました。
私は自動飛行の方法を探る中でこの結論に行きつき、買い替えを決意しました。Telloでも出来たことが上位機種でできないという事実に、耐えられなかったのです。
また、MavicAirはウェイポイントを機体本体に内蔵し、通信が途切れてもスタンドアローンで任務を続行できる、と言う点にも惹かれました。ロマンがありますよね。
mini3Proなどの最新機種だと、あくまでアプリ上でスティック操作を仮想再現するやり方で自動操縦するらしく、通信が途切れるとRTHしてしまうらしいです。
まとめ
なので私は、mini2 SEやmini 4kに特段の不満があったわけでは無いのですが、ごく一部の(しかし致命的な)欠点のために別機種に買い替えとなりました。
DJI的には廉価モデルは空撮ユーザー向けであり、自動飛行させてフォトグラメトリで遊ぼう、などと考えるユーザーには上位機種を買って欲しいのかもしれません。
結果的に条件を満たすMavicAir初代が2万円で手に入ったのでヨシとします。
余談ですが、DJI mini4kは需要が高いのか、3.4万円で整備品が手に入るのにもかかわらず、メルカリでほぼ同額で売れました。

普通に使う分には、超オススメの機体です。何より、音が静かで人目を気にする必要が無いというのが、空撮においては最も大切なポイントの1つだと思います。